ワーキングホリデー日記

イギリス(リバプール)でのワーキングホリデーの体験談を綴った日記

Tag: バーリ

5月21日

朝、ホテルをチェックアウトし、フェリー乗り場へ。

チケットを確保したものの、インターレイルパスで無料で購入したチケットには「デッキ」の文字が。

デッキって・・・。

 

船の出発まではかなり時間があるので、Bariの街で時間をつぶすことにした。

ところが、この街は観光地ではないためか、2時~4時半まで、どの店も昼休み。

おかげで何もない街で、さらにすることがなくなってしまった。

それでも、何とか時間をつぶし、フェリー乗り場へ向かった。

 

フェリー乗り場に着いたとたん大雨になった。

そんな中、フェリーに乗ってみると、本当にデッキだった。

かろうじて屋根があるものの、めちゃくちゃ寒い。

これではPatrasに着く前に死ぬかな、と思った矢先、船員が、「今日は雨だから、こっち来い。」と1クラス上の椅子で寝る部屋に案内してくれた。

何故か冷房が効いていて寒かったけど、デッキで寝るよりは全然マシ。

映画もやっていて、「スター・ウォーズ エピソード2」を観て時間をつぶすことができた。

5月20日

フェリーでギリシャのPatrasまで行こうと、列車でAncoraに向かった。

国際線のフェリーがでているんだから、乗り場は駅から近いだろうと油断していたのがまずかった。

ツーリスト・インフォメーションもない田舎駅で、どっちがフェリー乗り場かもさっぱりわからない。

イタリア人のおじさんに聞いて、なんとか辿り着いたものの、乗ろうとしていたフェリーに間に合わなかった。

しかも、ここで次のフェリーを待てばよかったのに、血迷って列車でBariに向かってしまった。

BariからもPatrasにフェリーがでているのだ。

でも、列車に乗ってからよく考えてみると、Ancoraで間に合わなかったんだから、Bariで間に合うわけがない。

 

案の定、Bariは、Ancora以上にフェリーがどちらだかわからないところだった。

なので、今日のフェリーは諦めて、Bariに宿をとることにした。

ところが、国際港を持つ街にしては、ホテルが少ない。

しかも、着いた時間が夕方7時。

おかげで、どこのホテルもいっぱいでなかなか宿がとれない。

ガイドブックにもBariの情報は載ってなく、2時間くらい街をさまよった。

見つからなかったら夜行列車でどこかへ行こうと考えつつ、ココで最後というホテルで、やっと宿がとれた。

これからの教訓として、余裕を持った計画と宿を取る街には早めに着くということを心がけようと思った。